モノマネ芸人の歌が上手いのは、プロの声の出し方をマネしたからなの?

モノマネ芸人がプロの歌手のモノマネをして、視聴者を楽しませる番組は面白いですよね。

そんなモノマネ芸人が、モノマネではなく普通に歌うとどうなるのか?

そうなんです、上手いですよね。

では、モノマネ芸人は歌の為の練習をしたのでしょうか?

僕は経験上、そんなに基礎練習をしてないと思います。現状維持の為なら、やるでしょうけどね。

技術の向上は、プロのモノマネをしているうちに体が声の出しかたを覚えてしまったのでしょう。

では、僕の体験からモノマネの凄さを語って行きたいと思います。

ちなみに独学なので、オススメはしません。

では行きましょう!

頭より体で理解するのが先。教則本はモノマネ後に理解できた

誰もが高い声や高音域での力強さや安定を求めると思いますが、上手く歌えないケースはかなりあると思います。

カラオケなどでは、原曲ではなくキーを下げたりして歌えばいいのですが、なんかつまらないですよね?


僕もその一人で、プロの原曲を上手に歌いたかった。


ですが、高いキーが近づくと身構えてしまい、結局上手く歌えませんでした。


そこで、ボイストレーニングの教則本を何冊か買います。

ですが、どれもこのように書いてあるんですよ。

声は頭のてっぺんから出せ
胸の響きが大事だ
腹式呼吸は胸が膨らまないように
お腹以外の力を使うな
鼻腔共鳴を使おう

すみません、さっぱりわかりません。何度読んでもわからない。


結局、頭で理解するまでに三年かかりました。モノマネで歌いかたを体で覚え、教則本の内容を読み返した形でしたね。


それなら教則本はいらないのでは?と思いますが、頭で理解しなくても知識として覚えておくといいです。

オススメの本は、見つけたら紹介します。

ですが、なんと言っても僕の場合はモノマネですからね。

モノマネと風邪

教則本に書かれる例としてあげた鼻腔共鳴ですが、これが本当にわからなかった。


皆さんが歌いたい歌手の中で、B'zの稲葉さんやミスチルの桜井さんがいればわかりやすいです。

なるほど、鼻声か!となるでしょ?


女性なら、アニソン聞いて下さい。多分わかると思う。


僕は、日本の歌手ではなくエアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズなどの洋楽のモノマネと、風邪で鼻腔共鳴を理解しました。


最初の発想は、洋楽歌手って声が高いから、モノマネできるようになれば日本の歌手の歌もいけるんじゃね?

などという軽い気持ち。ですが、これが大変だった。


何度も何度も録音するのですが、全く洋楽のボーカルに近づけなかった。それは今でも完璧にモノマネできないのですが、風邪をひいて鼻がつまったときに出した声が、頭の中で響くことに気づいたのがきっかけで進めました。

試しに録音してみると、なんだかいい感じに録れてる!

とね。


あれ?モノマネと鼻腔共鳴って関係なくね?


と思われますが、モノマネをしていると、多分鼻声になってます。洋楽をモノマネしたから、僕は声帯だと思っていたんですよ。

実際に足りなかったのは、洋楽を歌う為の筋力と鼻腔共鳴のコツでした。

洋楽のモノマネで、悪戦苦闘しながらも歌う為の筋力が自然についているはずだった。近づけたと錯覚した時もありましたけど、全てが足りなかったですね。

ようは、実は全然モノマネできてないから力がつかなかったんです。


今思うと、ここがモノマネへの真のスタートラインでしたね。初めは一曲どころか、一番を歌うだけでヘトヘトになる始末。モノマネに、体が全くついていけない。

この辺は、歌が上手くなりたい人には盲点かもしれません。

僕だけかもしれないけど、歌う行為は本当に体力を使います。今まで口先で歌っていた人なら、実感できると思いますよ?

鼻腔共鳴は、単純に鼻声ではないのですが、そうか!鼻声かぁ!と気づいてから歌ってみると、多分僕のようにヘトヘトになります。

風邪をひかなかったら、一生近づけなかったかも……

そんなスタートラインから三ヶ月後、それなりにモノマネできるようになりました。

とにかくモノマネを続け、自分の声はその後で手にした

時間はかかりましたが、僕はとにかくモノマネをして、歌う力と体の使い方を覚えました。

それから自分の好きな声や、魅力的に感じる声のキーに調整したのですが、よく、

「あなただけの声で歌いましょう」

と、目にした経験はありませんか?これね、正解なんですけど間違いと言いたい。

満足に声が出せない人に、あなたの声で歌えとか言われてもわからないんですよ。

だから僕は、後々はね!と言いたい。

まずは憧れの歌手のように歌えないと、自分の魅力的な声なんてわからないです。しかも体が声の出しかたを知らないから、満足する声になるとは思えない。


こういうのは、真に受けちゃダメね。決めつけると、そこで応用力が止まってしまうので。


モノマネ芸人がパッと声色をチェンジできるのは、その声の出しかたを体で覚えているからです。その声を出す為の筋力と、動かし方を覚えているからなんですね。


例えば、大声で笑うと腹筋割れちゃう!とか冗談で言うでしょ?

でも本当にその通りで、お腹の筋力がないと魅力のある声は出し続けられないんですよ。

モノマネをしていれば、できているのかよくわからない腹式呼吸が勝手に理解できます。


こうかな?ってモノマネしていると、腹式呼吸をした時の声が、胸式呼吸の時とは明らかに違うことに気づきますから。

これに気づくと、初めは歌っててお腹がつりそうになります。歌の筋力が足りていない証拠ですね?

モノマネで腹式呼吸がわかれば、声量も勝手に上がります。そして、息の使い方もわかります。

すると、歌はお腹から上の力を抜けという事が自然にできてしまうのです。

そうなってしまうのがモノマネで、そうならないとモノマネにならないです。

だからプロのモノマネをしていると、勝手に体が声の出しかたを覚えてしまうんですね。

なので、あなたの声を手にするのは、プロのモノマネができてからにしましょう。

モノマネのコツを掴み始めると、最初は歌が下手になる?

モノマネで声の出しかたを覚えると、今までカラオケで普通に歌っていた曲が歌えなくなるかもしれません。

でも、安心して下さい。というか、絶対に焦ることはないなと断言できます。

なぜなら、すでに声の出しかたがわかっているので、後は安定するように練習するだけだからです。

仮に下手でも、歌ってて楽しいとも思いますね。上手くなることがわかってますから。

歌うごとに、お腹や口まわりの筋肉を意識するでしょう。

すると、そのうちピタッと歌いかたが固まります。体が出来上がるまで練習が必要なので、時間はかかりますよ?

モノマネは鼻歌から始めよう

日本語は口先で発音しますが、英語は鼻にかかったような発音をします。

ようは、鼻腔(鼻の空洞)で共鳴している状態。日本語は、声帯から口へ一直線。

普段から口先で声を出しているので、モノマネの練習では鼻歌がオススメです。

初めのうちは、体で理解しても継続できません。体で理解し、頭でフォームを維持しようとしても、筋力の関係で難しいです。

そこへ言葉を乗せた場合、さらにフォームの維持が難しくなります。

僕は早く上手くなりたくて鼻歌を使いませんでしたが、これが失敗。それからは、慣れるまで鼻歌で練習しました。

そしてフォームが崩れなくなったら、徐々に鼻と口で音にしていきました。最終的には半々くらいだと思います。

すると、鼻にかかったような響きのある声が出せます。後は好みで微調整ですね。

舌の位置や鼻声と口からの声の分量。口の開きかたでも声は変わります。もちろん歯の開きかたも。

この辺は、モノマネ芸人の顔でわかりますよね?本当によく動きます。普段からモノマネの練習で顔の筋肉を鍛えて、似た声を探してる証拠です。

笑いを取りたいなら止めないので、お任せします。

まとめ

歌が上手くなりたいなら、モノマネが近道。

モノマネは、プロ歌手の体の使い方を覚えられる。

完全にモノマネが出来なくても、練習を重ねれば勝手に歌う為の筋力がつく。

歌う筋力がつけばこっちのもの。あなたの好きな声で思いっきり歌おう!


腹式呼吸をマスターする為の腹筋運動は、オマケだと思っています。もし腹式呼吸に腹筋運動が必要なら、プロの歌手はみんな腹筋が割れてますから(笑)

歌う為の腹筋力は、モノマネをしていれば勝手につきますし、その方が効率的ですね。

カラオケで腹筋を披露するなら、一生懸命やっちゃって下さい。


モノマネは、目に見えない歌の技術を、頭ではなく体で理解する方法です。

もしかすると、モノマネ芸人で歌の上手い人に歌を教えてもらったら、頭で理解してない場合は困るかもしれない。

「いや、勝手に上手くなってたから……」

とか、

「歌?才能ですよ、才能。」

とか言われるかもしれない。本当にそうかもしれないけどね。個人差は、間違いなくあるので。

とりあえずは、なにも考えずに大好きな歌手のモノマネをしてみましょう。そして録音します。

どうやって声を出せばモノマネできるのかを考えて体を動かし、腹式呼吸や鼻歌などを試す。その繰り返しですね。

その結果、モノマネ芸人でも得意分野が違うように、憧れの人のモノマネが偶然そっくりになったらラッキーですね!

では、よかったら参考にしてみて下さい。