西島野球部の伝統|リミット 8話 


スポンサーリンク

 大きく振りかぶった一奥(いちおく)が右足を上げた時だった。バッテリーは、仟(かしら)の動きを見て同時に驚いた。

(一本足打法!)

(マズイ!一奥(いちおく)と完璧にシンクロされた。球種は予告済み……)


カキーーン!


ボン……

 快音を残した打球は、静かな夜に鈍い音を響かせ、バックスクリーンに突き刺さった。


「えへへっ」


 微笑みながらゆっくりとダイヤモンドを一周する仟(かしら)の姿を、遠矢(とうや)は満足そうに見つめていた。ホームへと歩いてきた一奥(いちおく)と目が合うと、「やられたな」とスッキリした顔で微笑み合った。

 ホーム手前で立ち止まった一奥(いちおく)が三塁方向を見ると、三塁を回った仟(かしら)がホームに近づいてくる。仟(かしら)は、一奥(いちおく)と遠矢(とうや)の間にあるホームベースを、両足ジャンプで踏んだ。

「ホームイーン。私の勝ちだね!」

 仟(かしら)は、一奥(いちおく)を笑顔で見ながら首を横に傾けた。


「負けたよ。ピッチャーってさ、あまりに完璧に打たれると、その打球に惚れちまうんだよな」

「ピッチ君、ドMって聞いてたけど、BLもイケるんだね?」


「はぁ?野球の球は男だったのかよ。ま、そいつはお前が仟(かしら)じゃない以上に知らなかったな」

 すると、少女は「アハハ…バレてたんだ……」と左手で後頭部を撫でた。

「いつ仟(かしら)じゃないってわかったの?」

「遠矢(とうや)がタイムを取った時だよ。双子じゃないか?ってね。まぁ勝負には関係ないから、流してたけどさ」


「そっか。仟(かしら)と私が似てるのは外見だけだからね。性格は全然違う。うん、何故だと思う?」

「知らねぇよ。お前の名前すら知らないんだから」


「じゃあ立って!」

 仟(かしら)と思われた少女は、しゃがんでいた二人の手を引っ張って立たせた。そして、ホームベースを挟んで一塁側に整列させた。


「それは仟(かしら)が私のお姉ちゃんだからでしたぁ。では、ゲーム!要(かなめ)!礼!」

『ありがとうございました』

 一奧(いちおく)と遠矢(とうや)がおじぎをし、一奧(いちおく)はそのまま前を見上げた。

(すっかりこいつのペースだな……)「ん?」

 すると、一奥(いちおく)は彼女に手を握られた。

「今名前言ったのに聞いてなかったのかな?私の名前は仲沢要(なかざわかなめ)。今年から西島(せいとう)野球部のマネージャーです。よろしく~ね?」

「あ……よろしく」

 照れる一奥(いちおく)の横で、遠矢(とうや)が要(かなめ)にヒョイっとボールを渡した。

「要(かなめ)。投げなよ」

 遠矢の行為に、要(かなめ)は「えっ?」と驚きながらボールを両手で取った。そのボールを見つめる要(かなめ)の目が、少しずつ潤む。そのまま何も言わず、要(かなめ)はマウンドへと歩き出した。

 遠矢(とうや)はいつものようにポジションにつき、右手でパンパンとミットの感触を確かめていた。

「遠矢(とうや)、俺はどうすればいいんだ?」

「一奥(いちおく)はそのまま見てればいいよ」

 その言葉を聞いた一奥(いちおく)は、自分がいつもの左バッターボックスにいる事に気がついた。一奥(いちおく)は要(かなめ)を見つめ、遠矢(とうや)はミットを構える。そして、マウンドに着いた要(かなめ)が投球モーションに入った。

 要(かなめ)が見せる滑らかな左のサイドスローから繰り出されたストレートは、透き通るようなミット音と共に、遠矢(とうや)の手に収まった。

 投げ終えた要(かなめ)は、大粒の涙をマウンドに1つだけ落とした。「ありがとう」とささやいてマウンドを降りた時には、要(かなめ)の顔は晴々としていた。

 要(かなめ)がホームへと歩く中、一奥(いちおく)はふと遠矢(とうや)を見た。その時遠矢(とうや)は、ミットに収まったボールを見ていた。

「遠矢(とうや)?」

「一奥(いちおく)……要(かなめ)が女で、味方で残念だったね……そして仟(かしら)も」

 遠矢(とうや)は星空を見上げ、一奧も続いた。

「あぁ、本当に残念だな……性別の限界は、超えることはできないからな」

 一奥(いちおく)が歩いてくる要(かなめ)と目が合うと、要(かなめ)はニコッと笑った。

 
 高校野球の規定で、女子部員は公式戦には出られない。それが一番よくわかっている彼女たちだからこそ、この高校を選んだのかもしれない。


 この瞬間を、最高に輝くために……。

「でもさ~遠矢(とうや)」

「ん?」


「俺たちの先輩ってさ、面白いこと言うじゃん?」

「それって杉浦(すぎうら)さん?でも、一奥(いちおく)も同じだと思うよ?」


「だから俺は、この西島(せいとう)で野球がしたかったんだよ。同じ想いを持った仲間とさ」

「同感だね。それが、僕らの憧れた西島(せいとう)野球なんだから」


 伝統を受け継ぐのは難しい。いつしか常勝の名のもとに、木村(きむら)前監督でさえ一奥(いちおく)たちに出会うまで、野球の楽しさを忘れてしまっていた。

 要(かなめ)が女子でありながら一奥(いちおく)の球をバックスクリーンまで運ぶ力を得られたのは、誰よりも野球が好きで楽しかったからだろう。

 そして、幼い紀香(のりか)監督が見ていた西島(せいとう)野球は、西島(せいとう)の伝統そのものだった。

「こんなに楽しく野球ができる伝統校が、あと三年のリミットなんだよね……」

「遠矢(とうや)……いでっ!」

「アハハ!俺が廃部になんてさせねー!でしょ?」

 要(かなめ)に肩を叩かれた一奥(いちおく)は、要(かなめ)のボールを受けた遠矢(とうや)同様、想いを託された気持ちになった。

 自分たちの選択に間違いはなかったとふっ切れた要(かなめ)は、ホームランボールが当たったバックスクリーンを見ながら、昔の西島(せいとう)野球部の風景とこれからのイメージを頭で重ねて語り出した。

 「西島(ここ)は、かつては野球バカの集まる聖地だった。そして常勝と呼ばれ、常勝が責任になって伝統を忘れて、低迷して古豪と呼ばれるようになった。」

 一奥(いちおく)が要(かなめ)の背中を見ながらその場に座ると、振り向いた要(かなめ)もその場に座った。

「シニアリーグで野球をしていた私たちのチームメイトが強豪校のスカウトに誘われる中、私たちは古豪の次期監督、紀香(のりか)先生にスカウトされたの」

 ニコッと目を閉じた要(かなめ)の顔を見た一奥(いちおく)は、驚いた。

「あの監督が直接?二人にだけか?」

「そうだよ。最初は変なスカウトだと思った。普通ありえないよね?周辺に有望な男子選手がたくさんいるのに、誘ったのが私たちだけだったから」

 少しずつ語られる、要(かなめ)と仟(かしら)の双子の過去。3人はホームベースを囲うように座り直し、一奥(いちおく)と遠矢(とうや)は、要(かなめ)の話を夢中で聞き入っていた。

「野球は続けたいけど、女の私たちには満足できる環境がなかったんだぁ……そんなタイミングでのスカウトだったから、仟(かしら)は古豪・西島(せいとう)の情報を集めたの。知ってたのは名前だけだったからね。最初はすごく魅力を感じたよ。でもね、現状は違ったから断ろうと思ってた。そんなある日、紀香(のりか)監督が家に来て二人のセレクションの話をしてくれたの。来年、野球バカが二人入部するって。あまりに楽しそうに話すから、つられてその場でOKしちゃったよ!それから盛り上がっちゃって、別れ際には私たちが甲子園に連れて行きます!とかも言ったかな?それは無理だって、わかってたつもりだったんだけどね……だから今日、噂の野球バカとおもいっきり勝負できて嬉しかったよ!」

「そっか……」

 一奥(いちおく)は、笑う要(かなめ)を見ながら午後の出来事を思い出していた。

(今なら、仟(かしら)があえて厳しく言った意味がわかるな……)「要(かなめ)!俺、仟(かしら)に謝らねぇと……」

「その必要はありません!」

「あ!仟(かしら)」

 要(かなめ)は気まずそうに、見上げたバックネットの先に立っている仟(かしら)を見る。

「要(かなめ)、こんな時間にユニフォーム姿で何をしてるの?」

 怒りぎみの仟(かしら)に、要(かなめ)はさらに気まずそうな顔をした。

「だ、だって仟(かしら)が用事を頼まれたから待っててって言ったから待ってたけど、全然家に帰って来ないから様子見に……」

「それは突然白城(しらき)さんに……それより今、二人と勝負してたの?」

「してない!してない!」

 要(かなめ)は手と首を横に振ったが、バックネット裏まで降りてきた仟(かしら)は疑う目で見ていた。

「本当に?」

「ホントホント!勝負なんて……」「したぜ!さっき要(かなめ)にさ、完璧にバックスクリーンへ放り込まれたばかりだ」

 会話へ横入りした一奥(いちおく)は、ニヤリとしながら叫んだ。一奥(いちおく)を見た要(かなめ)は、慌てていた。

「ピッチ君!仟(かしら)に謝るんじゃないの?」

「辞めた。悪いな要(かなめ)、今気が変わった」


「えぇー!」

 要(かなめ)が遠矢(とうや)に手足をバタバタさせながら助けを求めるが、遠矢(とうや)は笑っていた。仟(かしら)は右手を顎に当て、うつむきながら右を向いた。

「要(かなめ)に放り込まれたのですか……一奥(いちおく)さんは、やはり欠陥だらけですね」

「悪かったな。でも仟(かしら)。その欠陥品で、明日は三回戦チームを完封してくれよな!」

 横向きのまま、仟(かしら)は一奥(いちおく)を睨んだ。

「完封ですか?一奧(いちおく)さん、安く出ましたね。私はパーフェクトに抑えますから、ヒット1本でも負けで構いませんよ?」

 仟(かしら)が遠矢(とうや)を挑発する。一奧(いちおく)の背中越しに聞いていた遠矢(とうや)は、やれやれと立ち上がった。

「二人とも、熱くなりすぎだよ。でも……」

 遠矢(とうや)はボールを上へ投げた。

「仟(かしら)がその条件なら、僕もそれで行く。明日はワンヒットサドンデスで行こう」 パスッ

 ボールを捕った遠矢(とうや)の笑顔を見た仟(かしら)は、目を閉じて大きく息を吐いた。慌てていた要(かなめ)だったが、気がつくと勝負が楽しみになっていた。

「キャッチ君まで……これはもう、止められないね」

 要(かなめ)は一奥(いちおく)の背後に隠れて、仟(かしら)と遠矢(とうや)を嬉しそうに交互に見る。

「要(かなめ)、お前そんなこと言ってるけど、言葉と顔が合ってないぞ?」

「そんなことないよ、ピッチ君。うんうん、ないない」

 一奥(いちおく)と要(かなめ)のやり取りを見ていた仟(かしら)は、面白くなさそうだった。

「ではそういうことですので、失礼します。要(かなめ)、帰るわよ!」

 ツンと振り返った仟(かしら)は、そのまま階段を登りはじめた。

「あー!待ってよお姉ちゃ~ん。」

 要(かなめ)がダッシュで仟(かしら)を追いかける。その姿に、一奥(いちおく)は苦笑いしていた。

(あの二人、双子でもスゲェ年の差感じるな)「あ!遠矢(とうや)!要の奴、グラウンド整備サボりやがった!」

「アハハ!仟(かしら)といい要(かなめ)といい、楽しくなりそうだね?一奥(いちおく)」

「んん、まぁな。しょうがねぇ!ちゃちゃっと終わりにして俺たちも帰ろうぜ」

「そうだね」

 こうして明日は、さらに条件が厳しくなったワンヒットサドンデスでの勝負が行われる事となった。

最強ライバルとの出会い

 翌朝、一奥(いちおく)と遠矢(とうや)は習慣であるランニングをしていた。

「遠矢(とうや)、今日の作戦は決まってるのか?」

「う~ん、特に考えてないけど」


「要(かなめ)の実力からすると、仟(かしら)もかなりやるぜ!あぁ……早く放課後になんねーかなぁ。楽しみすぎるぜ」

「そうだね」

 二人が川沿いを走っていると、胸に中豊大名京(ちゅうほうだいめいきょう)と刺繍(ししゅう)されたジャージ姿の男とすれ違った。


「遠矢(とうや)、今のって」

「うん。名京(めいきょう)の四番で要(キャッチャー)の、国井定勝(くにいさだかつ)さん。春選抜はベスト4。ここ愛知で名門に数えられる優勝候補筆頭だよ」


「やっぱ、オーラってあるんだな。震える程ビリビリきたぜ」


「おい、お前ら。ミラクルバッテリーの背中は見せ物じゃないぜ?」

 二人が振り向くと、すれ違った国井(くにい)と同じジャージを着た男が立っていた。


「お前は!……遠矢(とうや)、知ってるか?」

「ごめん、知らない……」


「おい!俺は名京(めいきょう)のスーパールーキーだぞ?……そうだ!スマホで斜坂剛二(ななさかごうじ)って検索してみろ!」

 すると一奥(いちおく)は、ジャージのズボンポケットを両手で外側へ引っ張った。

「すまん、この通り持ってない……」
「アナログマンか!」

「いや、よくわかんねーけど、そんなアダ名は俺にはないぞ?」

 一奧(いちおく)が首を傾げると、斜坂(ななさか)は遠矢(とうや)を見た。すると、遠矢(とうや)も首を横に振った。

「アナログコンビかよ……しょうがねぇなぁ」

 斜坂(ななさか)がズボンポケットからスマホを取り出し、一奥(いちおく)の前に出した。

「ほれ、貸してやるから検索しろよ」

「なんで?」
「なんでじゃねー!」

 結局、渋々遠矢(とうや)が検索する事になった。

「えーと、これかな?」

「どれどれ、ん?斜坂剛二(ななさかごうじ)の右肩上がり?これってブログってやつか?」


「ムフフ」

 一奥(いちおく)は、両手を腰に当てて胸を張る斜坂(ななさか)の笑顔を目にした。

「どうだ?デザインもカッコいいだろ!」

 そんなお調子者の斜坂(ななさか)を無視して、一奥(いちおく)はプロフィールを読み始めた。

「えーと、昨年度母校を全中ベスト8に導き、この春名門名京高校へ進学。天才と呼ばれる右の豪速球は、瓦10枚を軽く貫通する威力……って、お前これ盛りすぎだろ!」

「その通り!そこは流せ」

 全く動揺のない斜坂(ななさか)の態度に、一奧(いちおく)は唖然とした。

(ハートの強さは、すでに名門一だな……)「で、夏のナンバーワンエース候補の呼び声は本物と……ふ~ん」

「どうだ!まぁ、お前ら弱小の西島(せいとう)には関係ない話だけどな」

 早朝の澄んだ川沿いの景色に、斜坂(ななさか)の高笑いが響き渡る。

「だってよ、遠矢(とうや)」

 一奧(いちおく)はスマホを遠矢(とうや)に渡し、ブログを閉じた遠矢(とうや)が斜坂(ななさか)にスマホを返した。

「全中ベスト8って事は、一奥(いちおく)に負けた中学だったりして」

 遠矢(とうや)の言葉に、斜坂(ななさか)の表情が驚きに変わった。

「一奥(いちおく)って、お前一奥(いちおく)って名前なのか?」

「そうだけど?」


「あのノーコンピッチャーの?」

「そうだけど……」


「全中大会防御率ゼロの俺が、お腹壊してトイレに隠ってる間に俺たちに勝った上橋中(じょうばしちゅう)の?」

「そう……だけど……」


「だから全中を制覇できた?」

「そうなの!?っていうかお前、国井(あの)先輩を見失ったけどいいのか?」

「そうなの!?げっ!国井(くにい)さーん」

 昇る朝日を追いかけるように、斜坂(ななさか)はダッシュで去っていった。その姿はあっという間に二人の視界から消えた。

「本当に一奥(いちおく)の中学に負けてたんだね……」

「みたいだな……泥試合の上橋(じょうばし)中と呼ばれていたからさ、失点ゼロのピッチャーに記憶がないんだよな」(まぁ、斜坂(あいつ)は出てなかったみたいだけど……)


「でも一奥(いちおく)、夏に勝っていけば、必ずどこかで名京(めいきょう)と当たるよ?それまでに見ておいて損はないね」

「だな。まぁ、その楽しみは試合まで取っておこうぜ。それくらいさ、今の西島(せいとう)はビリビリなんだよな!」

 嬉しそうに走り出した一奥(いちおく)の姿を追いかけるように、遠矢(とうや)も微笑みながら走り出した。


 そして、時は一奥(いちおく)大望の放課後に。

 ユニフォームに着替えた二人がグラウンドに着くと、すぐに一塁ベンチ裏のブルペンが目に入った。

 投げているのは要(かなめ)。受けるキャッチャーは、もちろん仟(かしら)だった。

 すぐにアップを終えた一奥(いちおく)と遠矢(とうや)は、待ちきれない様子でブルペンに入った。

「要(かなめ)、お前は今日出番はないんだから、そんなに気合い入れて投げなくてもいいんだぜ?」

「ハァ、ピッチ君……それは仟(かしら)に言ってよ。このままじゃ、仟(かしら)の熱でこっちが燃え尽きそうだよぉ」

 すると、仟(かしら)の気合いの入った声がプルペンに響いた。

「要(かなめ)、10球追加!」

「ふへぇ……」 

 シュッ……パーン!

 ピッチングは久し振りだったのか、疲れ果てた要(かなめ)を見た一奥(いちおく)は仟(かしら)からの返球を横取りした。

「わぁ!」

「っと。要(かなめ)、遠矢(とうや)、悪いな。先に仟(かしら)の相手をするわ」

「助かったぁ……」
「僕も構わないよ」


「じゃあ行くぜ!仟(かしら)…って、おい!」

 仟は「公平でなければ意味がありません」と、ブルペンを去っていった。苦笑いした要(かなめ)は、一奥(いちおく)と遠矢(とうや)に左手を振って仟(かしら)についていった。

「仟(かしら)の奴、しょうがねぇなぁ。じゃ遠矢(とうや)やるか!」

「そうだね。一奧(いちおく)、軽くでいいからね?」


「よっしゃー!」 シュッ

 パーン! (軽くって言ったのに、気持ちを抑えられる一奥(いちおく)じゃないか……)「ナイスボール!一奥(いちおく)」

「へへっ、今日も楽しませてもらうぜ!」

 それぞれの準備が進み、いよいよ遠矢(とうや)対仟(かしら)の変則ワンヒットサドンデスが始まる。