モノマネの練習が技術を向上させる?野球の体験から語ってみる


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僕の場合は野球や歌でしたが、モノマネをすることで技術が勝手に向上した経験があります。

スポーツでも芸能でも、上手くなりたいと思う人はモノマネをしませんか?

特に子供の頃がそうだと思います。

憧れの人のモノマネが上手いということは、少なくとも憧れの人のような技術がなければ似せることはできません。

ですが初めから上手い人もいないので、練習しても技術が向上しない方に読んでもらえたら、なにかのきっかけになるかもしれません。

では、僕の体験からモノマネの凄さをお話しましょう。

イチロー選手が大好きだった

本当に単純な発想で、ただただイチロー選手のように打ちたかった!なぜなら、

振り子打法って、メチャメチャかっこいいでしょ?

あんなふうに打てたら楽しいだろうなぁ……と、思ってましたね。

ファンだったのはもちろんで、大好きだから憧れた。もちろん今でも大好きです。

モノマネへの第一歩は、大好きな選手ということでした。

ですが、体格の違いや才能の違いを考えてしまうと思います。

体は小さかったし、才能も普通だった

当時の僕の身長は170センチほど。振り子打法を真似した時からも、身長は変わりませんでした。

ちなみにイチロー選手は180センチあります。


スポーツをやってる方なら、誰もが体格を気にしますよね?僕も大きい体が羨ましかったですもん。


そんな普通の僕ですが、高校時代にイチロー選手が大ブームを起こした振り子打法をモノマネしました。

今思うと不思議なのですが、体格的に無理だとか才能が違うとか、本当に考えなかったんですよ。

ただただ憧れただけです。なりたかったんですよ、イチロー選手に(笑)

ここから僕の高校野球人生は満足できるものへ変わるのですが、少し前の話をさせてください。

中学まではレギュラーだったが、硬式のボールが合わなかった

軟式のボールは、柔らかいのでつまった方が飛ぶとも言われるボール。しかし、硬式は本当に飛ばなかった。つまると手が痛いだけでしたね。

入学して半年間、僕が選んだ生き残る道は、バットを短くもったセンター返しのミート打法。こればかりやってました。

あとは、足は速かったのでセーフティバントと盗塁を武器にしようと思ってました。


ですが、当時のメンバーは体の大きい同級生ばかり。やはり、チャンスの多さや期待もそちらへ流れるのは必然でした。

そして僕は左利き。遠投には自信がなかったし、守れるポジションはファーストか外野。これは左利きにはハンデですね。

ということで、背も小さいからポジションは外野になるのですが、守備を武器に生き残るのは無理だったんですよ。

打てるバッターが使われるチームだったのでね。

そんな僕が、センター返しのミートバッティングでどうアピールすればいいのか?

五割打てばよかったのかな?

高校野球の県レベルなら不可能ではないかもですけど、当時の僕には無理でした。それでも、道はそれしかわからなかったなぁ。

当然結果は残らず、ベンチなんてほど遠い存在でした。

そして転機が訪れます。

振り子打法のモノマネ開始

きっかけは、練習前のティーバッティングでの遊び。イッチローとか言って、振り子打法みたいな事をしてました。

それが楽しかった!

ですが、同時に恥ずかしさもあったんですよね。だって、天才バッターのモノマネをして結果が出なかったら、ただのピエロでしょ?

こんな愉快なことはないです。オモチャにされますから。

そして、そんな冷やかしは当然のようにありました。今思えばありがたかったと思ってますけどね。

「お前、今日のフリーそれで打てよ!」
「おいイッチロー!」

本当に恥ずかしかったなぁ……

ですが、当時のコーチが目の色を変えて僕のティーの場所に来たんです。

「おい、いいからやってみろ!」

え……今冷やかされたの見てましたよね?

そんな思いだったのですが、熱心に付き合ってくれました。


そして、その日のフリーバッティングでへなちょこ振り子打法は披露されたのです。

本当に僕には遊びだった。でも、コーチがいなければ振り子打法はやらなかったです。


覚悟を決めた僕は、バットを長く持ちます。さらに、当時のイチロー選手はグリップエンドに小指を乗せてさらに長く持ってました。

それも真似ましたが、やはり理由はありません。ただイチロー選手に憧れてモノマネをしただけですからね。


その結果、外野フライが飛んだんですよ!

いや、本当に当時の僕に硬式ボールは飛ばないボールだったんです。それが飛んだ。

初日なので、バッティングフォームなんて呼べるものじゃない。だけど、だけど楽しかった。

それからモノマネは続くのですが、すぐに結果は出ませんでした。

それは春になります。

代打、モノマネのイチロー!

とある日の練習試合、確か一点負けてて最終回でしたね。

相手のピッチャーが、右のサイドスローに変わったんです。そこでモノマネのイチローが呼ばれました。

出るなんて予想してないから、ビックリして打席に向かったんです。

とりあえず、頭は真っ白。で、打ったのは初球のインローでした。

打球はライト方向へのフライ。それがライトの頭を越えてツーベースになりました。

ここから、人生で一度もホームランを打ったことのない僕の野球人生が変わったのです。

夏の大会まで、ほぼレギュラーで試合に出られました。結果も残せたし、この頃には自分なりの振り子打法になってましたね。

振り子打法で僕が得た野球の技術

初めはイチロー選手のように打ちたかっただけなのに、モノマネの練習をするうちに体が勝手に反応するようになりました。

まずは飛ばす技術です。

ボールを遠くへ飛ばすなんて無理だと思っていた

体が小さかったので、ボールを遠くへ飛ばそうなんて考えもしませんでした。

ですが振り子打法は、バッターボックス内で勝手に勢いをつけますので、ボールが遠くへ飛んじゃうんです。

遠投する時の助走と同じですね。

それと同時にバットを強く振れたので、ボールを遠くへ飛ばすコツがわかりました。


スライダーなどの打ち方

振り子打法の前まで、僕は少し足を上げて打っていたのですが、体が前へ流れてしまっていました。

ですが振り子打法は、軸足が左足ではなく前へ踏み込む右足に変わるんです。

なので、体が前へ流れようが関係ない。エイッて打ち返せました。しかし、これだけではなかったのです。

僕にとっての振り子打法は、軸足が自由に変えられたんです。

つまり、まずはストレートのタイミングで右足を振りますが、変化球とわかった瞬間、踏み出した右足の着地点が大きくなっていたのです。

すると、ほぼ後ろの左足は浮いてますけど、体は右足に支えられて前へ流れなかったのです。

変化球はこうやって打つんだと、振り子打法のおかげでコツがつかめました。

おまけ

内野安打が増えた(笑)

結果的に、モノマネの練習成果は凄すぎた

バッティング技術といえば、腰でバットを振れとか、手首をこねるなとか、脇を閉めろとか言われます。

ですが、僕ならオススメしません。なぜなら、メジャーの選手は自由だし個性的だからです。

もし僕が指導者なら、選手に自分の憧れの選手を聞いて、モノマネをしろと言います。

きっと選手は笑うと思う。でも、実際に僕はこう指導されてました。

「イチローはもっとこうだぞ?」

面白いでしょ?こんな練習がつまらない訳がない。それで野球が勝手に上手くなりましたからね。

それでも高校野球で3本のホームランが打てました。ホームランって気持ちいいね。

それから野球は辞めてしまいましたが、僕のモノマネは歌へと移行します。

長くなったので、それはまた次回にお話しますね。

では、ピンときた方や、なにかのスポーツで伸び悩んでいる方がいましたら、是非憧れの人のモノマネをしてみて下さい。

得られるものや、別の気づきが必ずあると思いますからね。

何より楽しい!オススメしますよ。