現代魔球ツーシームは、漫画ドリームスで初めて知ったのを思い出した件

スポンサーリンク


衝撃の最終回だった野球漫画ドリームス。僕は、2017WBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパンが苦戦したツーシームと呼ばれる球を、ドリームスで知ったのよ。

今プロ野球で言われてるツーシームがどんな球なのかはわからないけど、2017WBC最終回の記事で少し語ってみた。

だけど、未だにツーシームがどんな球なのかは曖昧な人も多いと思う。

今日は、もっと掘り下げて語ってみたいと思います。

プロ野球が面白くなるぞー!

フォーシームとツーシームのおさらい

まずはこちらを。


フォーシーム・ファストボールとは日本では直球、ストレートとも呼ばれ、真っ直ぐに進む球である。省略してフォーシームとも呼ばれる。ツーシーム・ファストボールはボールを1周する間に縫い目 (seam) の線が2回 (two) 通過する向きで投じられた球である。

速球Wikipediaより引用

ようは、ツーシームは基本的にストレートなんですよね。

ボールの進行方向に対して、一回転に横向きのシーム(縫い目)が何回通過するか?という事です。

プロ野球中継を見ていると、ピッチャーの持ち球ストレートとしてストレートとツーシームは分かれてます。

ストレート何%とか、ツーシーム何%とか見るでしょ?

確かに違う球だけど、やはりストレートなんですよね。

巨人・菅野投手のワンシーム

最近のプロ野球中継ではあまり言われなくなりましたが、もう菅野投手のワンシームがどんな球かわかりますよね?

ボールが一回転する時、横向きの縫い目が1回だけ通過する球になります。

多分ですけど、右打者のインコースに沈む球を投げてますが、あれがワンシームでしょう。

ボールはシュート回転ですが、一回転で横向きの縫い目は一回なので、上向きの力は弱くシュートしながら落ちてますね。

おお?プロ野球を見るのが楽しみになるでしょ?

ドリームスの主人公である九里は、ゼロシームを投げるぞ

ここまで読むと、ゼロシームと言ってもどんな球かわかりますよね?

一回転に横向きの縫い目がないということは、縫い目による効果がほとんどないという事です。

ドリームスで九里は、一回転でゼロシームとフォーシームが交互にくる球を、バクボールと名づけて左右に揺れる球を投げてました。

まぁ、実際はそこまで変化しないと思いますが、ドリームスという漫画タイトルにふさわしい球と言えますね。

左右に揺れてバットの芯を外すなんて、正に夢のような球です

横浜、山崎投手のツーシーム

横浜Denaベイスターズの山崎投手は、落ちる球をツーシームと呼んでます。でも、スローで見ると握りはスプリットのような感じ。

なので、たまに解説者がスプリットのようですねぇと言いますが、回転はツーシームで握りはスプリットなんですよね。

だから僕は、どっちも正解だろうと思ってます。

そもそも山崎投手からすれば、プロなので企業秘密でいいのでしょう。

それに、嘘を言ってる訳でもないですしね。

みんなが混乱するのは、握りと変化が一致しないからかなと。

ツーシームなら基本ボールは落ちますので、広い意味でツーシームと呼べば間違いではないのでしょうね。

だから一つの変化球として、ツーシームという名がついたのかなと。

どう見てもストレートとは呼べない変化をしてますしね。

ナックルカーブも同じです

カーブと言えば、腕の振りが鈍く大きな変化でタイミングをズラす球ですよね。

ではナックルカーブは?と言いますと、あれもカーブでしょう。

ナックルカーブのナックルは握りを表し、カーブは変化を表してます。

じゃあ、ナックルカーブをツーシームで投げたらなんて呼ぶの?

これもツーシームじゃないですかね?

でも、やっぱりナックルカーブだと思います。

ね?曖昧でしょ?


これは、ツーシームと呼ばれる球の変化が、わずかにシュートしながら落ちる球という認識になってるからなんですよね。

ツーシームが認知されてから、シュートが減った?

スライダーとカットボールのように、これからはシュートとツーシームになるんですかね。

いやいや、最近シュートと呼ぶ球がツーシームのおかげで減ったのですよ。

実際は、今まではシュートと呼ばれていたのにね。

昔なら、ツーシームはあまり曲がらないシュートとも言えるんですけど。

それを言ったら、フォーシームの握りでスライダーを投げればカットボール。ツーシームの握りでカットボールを投げればスライダーになるんですけどね。


じゃあ、結局ツーシームってどんな球をツーシームと呼ぶのさ?


この線引きは難しいですが、現状は多数決になってると思います。

わずかにシュートしながら落ちる変化をツーシームと呼ぶ人が多いから、ツーシームはそういう球。


実際は違うけど、僕もそれでいいと思います。

だって正確に分けると、ツーシームシュートとかフォーシームスライダーとかツーシームスプリットとか呼ばなければならないからね。

やはりドリームスは面白い

漫画ならではの変化であるにせよ、ドリームスで投じられた球は実現の可能性がある球とも言えます。

無理かもしれないけど、だからこそドリームスなんだと僕は思いたいですね。

昔の野球漫画やアニメで出てきた魔球よりは、現実味のある魔球だとも思いますし。

ドリームスの最終回は別にして、本当に夢のある漫画で面白いのは確かです。

首里城きらりのステルスボールも生田の魔球KOBEも、出きると信じた選手が実現してくれたら…なんて思うのも、作者のドリームスだと思いますね。



スポンサーリンク