小説ブログ-no name

バイト初日から大騒動|no name 4話

明くる日。午前中の講義を終えて家に帰ると、ベットへ横になった途端に寝てしまった。ハッと目が覚めてスマホを見ると、時間は午後五時だった。 良かった。寝過ごすところだった。ヒロムは六時頃って言ってた……バイト行かなきゃ。 急いで着替えて1階へ下り…

名無しバントの秘密|no name 3話

スタジオreadyから歩く事20分。商店街を抜けて裏路地をクネクネ曲がると、赤提灯が二つぶら下がる日本食の出そうなお店に着いた。 築30年くらい?引き戸の上にある横長木製の看板には、英語でburstと書いてある。凄いギャップだね…と思っていると、レイを先…

名無しのバンド|no name 2話

大学へ入学した私は、何かが変わる事を期待していた。早苗に負けないようにと思い、あらゆるサークルを回ってみた。そんな日々が続いてあっという間に三ヵ月が過ぎたけど、私は相変わらずだった。「はぁ~」 やりたい事は見つからない……私も、何かに夢中にな…

平凡少女とネクラの少年|no name 1話

「進学はわかったが、しっかり考えるんだぞ?」 「わかりました……先生、失礼します」 職員室から廊下に出ると、すぐにため息が出た。 季節は12月。高校三年の放課後に進路で呼び出されるのは、クラスで私だけだった。 やりたいことなんて毎回毎回言われても…